中東ビジネス最新情報 ・2020年7月1日

ドバイ政府 外国人観光客受け入れ再開へ

現地Gulf紙やGulf Today紙の報道によると、ドバイでは新型コロナウイルス感染症の影響による規制緩和が進み、7月7日から外国人観光客の受け入れを再開することが発表されました。入国に際し、PCR検査の陰性証明の提示もしくは到着時の検査、保険に加入することなどが条件となりますが、主要産業の一つである観光業の再開に注目が集まっています。

ドバイ観光局は入国制限をしていた間も「#Till We Meet Again」「#We Will See You Soon」2つのキャンペーンを展開し、SNSで発信を続けてきました。その一環としてSNS「Snapchat」と共同で拡張現実(AR)の技術を応用し、家にいながらブルジュハリファ、ドバイフレーム等のドバイの観光名所を体験できるキャンペーンを実施しました。イギリスとフランスで実施されたこの新しい取り組みは2週間で920万人以上が体験し、終了後のブランド調査では30%以上の人がコロナウイルス終息後の訪問に前向きな回答を示したといいます。

また、現地Nationals紙の報道では、恒例の夏のショッピングイベント「Dubai Summer Surprise」も7/9(木)からの開催が発表されました。居住者だけでなくサマーバケーション時期の観光客もターゲットとしたこのキャンペーンでは、今年はソーシャルディスタンスを保つなど感染拡大防止策を講じながらセールやイベントが計画されており、主催者は「健康と安全を最優先しながら、過去最大のおもてなしをしたい」と意気込んでいます。

依然としてUAE国内の感染者数は連日数百人単位で報告されているものの、検査体制の強化、衛生管理のルール徹底等政府の対応は一貫して行われており、今後は経済活動の早期再開を期待する声が上がっています。エミレーツ航空でも随時52都市へ拡大していく計画もあることから、今後の観光産業の動き出しに注目です。


Copyright© 2020 ksn Reserch & Consulting. ALL Rights Reserved.