中東ビジネス最新情報 ・2020年6月16日

UAEにおける民間への補償

アブダビの経済開発省はCOVID-19によって甚大な被害を被っている観光やレジャーセクターへの支援策として、200百万AED(約60億円)の予算を確保し、8,000以上の観光や商業施設、レストラン等の年間賃料の20%の補助を提供することを発表しました。アブダビ経済開発庁工業開発担当のKhaled Mubarak Bani Zama氏は、Gulf News (https://gulfnews.com/business/abu-dhabi-dh200-million-to-be-refunded-to-restaurants-tourism-and-entertainment-facilities-1.1592160053854)のインタビューに対して、「20%の補助は、民間セクターを支援し、アブダビ首長国の投資環境への信頼を高め、世界全体が直面する現在の例外的な状況に照らしてビジネスの持続可能性を確保するのに役立つ」と述べています。また、既に、アブダビ首長国において220以上の事業者が当該補助に申請を行い、承認されたと言われています。


ドバイにおいては、政府が130を超えるインセンティブ(全文は こちら のリンクにて、ダウンロードが可能です)を提供しているほか、医療従事者にボーナスを提供するための臨時予算を設立させる等、金銭的なインセンティブを提供する方針を打ち出しています。

観光や商業が主要な産業の一つであるドバイでは、2020年5月末にはドバイにおける企業の70%が向こう6か月のうちに廃業する危機に瀕しているというアンケート結果が出ていました。UAE全体としても、COVID-19前の水準まで景気が回復するには2022年まで掛かるといったエコノミストの予測が発表される等、COVID-19による経済的な影響が顕著に表れています。一方で、6月以降エミレーツ航空が多くの路線を再開させる予定としており、観光業も復調の兆しが見え始めています。政府機関の職員はほぼ100%オフィスへの通勤が再開しており、今後、同様の動きが民間にも広がってくると考えられます。

経済活動の再開の動きに合わせ、今後、ビジネス機会も増加傾向に戻ると考えられます。ksnコーポレーションでは、現地の政府機関と提携関係を有しており、優れた日本製品や技術、日本発のサービス等を現地の政府機関及び民間企業に対して展開する支援を行っております。

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