中東ビジネス最新情報 ・2020年6月10日

ドバイにおけるフードデリバリーサービス

日本においても新型コロナウイルスの影響による外出自粛の動きから注目を集めているフードデリバリーサービスですが、特に外食産業が盛んなドバイでも様々なアプリが活用されています。

世界各国にて事業展開しているUberEATS、2008年にインドでローンチされ比較的歴史の長いZOMATO、ドバイ郊外にも範囲を広げているTalabat等、ドバイにおけるフードデリバリーサービスの選択肢は多岐にわたります。前述の大手プレーヤーは既にドバイの人々の生活に定着していますが、最近では、独自性を打ち出す新しいサービスにも注目が集まっています。

健康意識の高い層に特化したEAT CLEANは、カロリーからメニューを選べたり、ビーガンフードをオーダー出来たりとクリーンな食という、ユーザーニーズへの対応に絞ったサービスが支持されています。SNSではフィットネスや環境問題への取り組み等の投稿も交えて健康的な食事を軸にしたライフスタイルを意識した発信で、巧みにターゲットにアプローチしています。

ハイクラスホテルのコース料理を安価に提供することに特化したデリバリーサービスFine Dinerは、昨今の新型コロナウイルスの影響を好機ととらえ、新型コロナウイルスによる影響が顕在化し始めた2020年3月にローンチされました。オリジナルのショートコースを55~95ディルハム(約1,700円から3,000円程度)で提供しており、単純なフードデリバリーサービスというだけではなく、高級料理を家で気軽に楽しむ体験を強みとして打ち出しています。

現在ドバイにおいては、2020年5月下旬まで続いていたロックダウンが解除され、飲食店の店内営業が再開しました。人々がお店に戻ってくるのか、また、その動きに伴い、どういったフードデリバリーサービスが生き残るのか、今後の外食産業・フードデリバリーサービスの市場動向に注目が集まっています。

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