中東ビジネス最新情報 ・2021年6月29日

ドバイ国際空港の第1ターミナルが再開

ドバイ国際空港は、昨年3月に一時閉鎖されていた第1ターミナルをおよそ15か月ぶりとなる6月24日に再開することを発表しました。これはドバイのBack to normalにあたっての大きな一歩であると言えます。

ドバイは中東・インド・東アフリカのハブとして機能しており、その上で世界一の国際旅客者利用数を誇るドバイ国際空港はとても重要な役割を果たしてきました。ドバイ国際空港には主要ターミナルが3つあり、一部の例外を除くと第1ターミナルは世界の主要エアライン用、第2ターミナルはフライドバイをはじめとしたLCC用、第3ターミナルはエミレーツ航空用と区分されていました。
しかし新型コロナウィルスのパンデミックによって人々の往来が遮断されるとドバイでも空港利用者が激減し、第1ターミナルで運行されていたエアラインのフライトも第3ターミナルに集約されていました。

今回、第1ターミナルが再開された背景には、エミレーツ航空が6月17日に発表した「今年7月までにコロナパンデミック以前の90%の路線の運航再開を目指す」という驚くべきプランがあります。これにより第3ターミナルは従前どおりエミレーツ航空によってほぼ使用されてしまうことになるため、第1ターミナルを再開させる流れとなったものと考えられます。

ドバイでは先週世界最大規模の医療・ヘルスケア分野の展示会であるアラブヘルスがリアルイベントとして開催されています。隣国のサウジアラビアもドバイとの往来を再開するなど、Back to Normalへの気運が高まる中、ドバイは航空インフラの再開が急務と判断し、それを驚くべきスピードで実現しようとしています。こうした状況を見ると、3か月後に開幕を控える万博も実現可能性がどんどん高まってきているように感じられます。

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