中東ビジネス最新情報 ・2018年7月23日

中国の習近平国家主席がUAEを訪問~さらに強化されるUAEと中国の関係

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7月20日に中国の習近平国家主席がUAEを訪問し、アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子やドバイのムハンマド・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム首長らと会談しました。
中国の国家主席がUAEを訪問するのは、29年ぶりだそうで、両国は、中国が計画する一帯一路計画(シルクロード経済圏構想)における協力等について意見交換を行いました。

習近平国家主席がUAEを訪問している間に、中国とUAEは複数の合意と覚書を交わしており、そのうち最も注目されている内容の一つが、中国とアブダビのエネルギー関連分野における提携強化を目的としたADNOC(アブダビ国営石油会社)とCNPC(中国石油天然気集団)の事業提携です。
ADNOCは習近平国家主席がUAEを訪問する前日に、事業総額が16億米ドル(約1,800億円)の世界最大のオンショア・オフショア3次元反射地震探査をCNPCの関連企業に発注することを発表しており、今後も両社の関係がより深まっていくことが想定されています。

また、UAE最大の港運営会社であるDP Worldは、中国の浙江省を中心に卸売市場を運営するZhejiang China Commodities City Group(浙江中国小商品城集团股份有限公司)とUAEのジュベルアリフリーゾーンの中に”Trader Market (卸売市場)“を立ち上げることについて合意しました。
この合意は、中国の一帯一路計画の推進をより後押しすると考えられています。同卸売市場では、世界中から家庭用品、建材、食品、飲料、化粧品、ヘルスケア品、エンジニアリング、情報技術等に関する商品が一か所に集まることを想定している他、中国メーカーにとっても、同卸売市場を経由することでGCCやインドへ販売する方法が容易になることが大きなメリットになると考えられています。

その他、今回の習近平国家主席のUAE訪問に合わせて、UAE最大手のデベロッパーであるEMAARが現在開発中のドバイ・クリーク・ハーバーに中東最大のチャイナタウンを建設することを発表しました。
EMAARは自社の一流ホテルブランドであるAddress Hotels and Resortsの事業を中国に拡大することを併せて発表しています。
このように、中国とUAEの両国はお互いにとって非常に重要なパートナーであり、今後も関係性がより深まることが想定されます。

ksnコーポレーションでは、UAEのドバイにおいて現地の政府機関と提携し、多くの政府機関とのネットワークも有しております。
2018年4月には安倍首相がUAEを訪問し、日UAE経済フォーラムに出席されており、日本政府/日系企業と現地政府/現地企業との関係性は非常に良好です。
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