中東ビジネス最新情報 ・2018年11月9日

UAEでもプラスチックごみ問題が改善される兆し

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スターバックスが2020年までにストローの提供を取りやめるというニュースは、日本でも大きく報道されました。現在プラスチックごみが環境に与える悪影響は世界中で懸念されています。

UAEももちろん例外ではなく、YouGov社が発表したアブダビ居住者へのプラスチックの使用に関する調査によると、居住者の半数が使い捨てプラスチックを懸念しており、約3分の2の人は過度なプラスチックの使用は環境破壊を招くと認識しています。
また5月にはUAE連邦議会で使用量の75%のリサイクルを目指す草案が通過され、政府としてもプラスチックの使用を推奨していないことを把握しています。
しかし、実際にはUAE内での使用量は一日1.3kgに上り、一人当たりの使用量は世界で最も高い数字であると環境省が発表しています。

YouGovの調査では高齢者層が特にプラスチックの使用による影響を危惧しており、25歳~34歳の若い世代も約75%以上の人々がプラスチックの再利用を行い、再利用は環境保護に対する最善策であると認識しているという結果が出ています。
半数以上の人が水筒などのボトルを持ち歩き、使い捨てのドリンクカップの他、卵の容器、ストロー、ウェットティッシュの袋やレジ袋の使用を削減することがプラスチック製品の使用量の抑制に効果があると人々は考えています。

企業もこの問題改善に取り組み始めており、6月には大手スーパーのWaitroseがアブダビ内の店舗でレジ袋1枚につきDh0.25(約7.5円)を課す実験を行いました。
その結果、最初の一カ月で100円~600円のエコバックが約6,000個売れ、レジ袋の使用量は74%も削減されました。
この取り組みは成功を見込めるため、UAE内のWaitrose、および同グループのコンビニエンスストアであるSpinneysにも将来的に実施するつもりだと最高経営責任者のMatthew Frost氏は述べています。

先日弊社ドバイオフィスでインターナショナルスクールの子供達を対象に社会見学を行った所、子供達から物流上の再利用に関する質問、意見があり、世代を超えて意識を高く持っていると感じました。
ksn Research & Consultingでは、現地政府との提携のもと、リサーチやコンサルティングサービスを提供しており、現地政府のニーズに合わせて、企業様の技術や製品を提案する機会も設けることが可能です。そういったビジネスにご興味がございましたら是非お問合せください。




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