中東ビジネス最新情報 ・2018年1月11日

白熱する宇宙産業:UAEが宇宙×教育分野で新たな試みをスタート

UAEは2014年にアラブ世界初となる無人探査機を2021年までに火星軌道に到達させるプロジェクトを発表し、本格的に宇宙開発競争に参入しました。
これは、UAEが宇宙産業部門で先進国の一角を占めることを目標とすることを前提に開始されており、衛星データ、テレビ放送会社、通信衛星運用企業Yahsat社、移動体衛星通信会社、スラーヤ衛星通信、地球マッピング、観測システム、人工衛星「ドバイサット1号、2号」等に対して6,000億円に近い投資を行いました。
また、新たに宇宙庁(The UAE Space Agency)を立ち上げ、同庁を中心にUAEの宇宙産業の高度化を図ってきました。

宇宙産業の高度化に注力するUAE政府が、2018年1月、新たなウェブサイトをローンチしました。
同サイトは宇宙庁の管轄でiShuttleと呼ばれています(参考URL: https://ishuttle.space.gov.ae/)。
iShuttleは科学、技術、工学、数学(STEM)科目での勉強とキャリアを追求するよう全国の若者に奨励することで、国際宇宙分野におけるUAEの能力をさらに発展させることを目的に設立されました。
同サイトでは、宇宙探査に伴う様々なチャレンジを提供し、そのチャレンジに対して学生がアイデアやソリューションを提供できるプラットフォームとなっています。

現状、iShuttleのサイトではiShuttle Balloon Mission Challengeというチャレンジが開催されています。
これは、可能な限り高い高度まで浮かぶ風船のアイデアを検討するチャレンジであり、専門家によって組成される委員会で評価されたアイデアのうち、優れているものについては、賞金と実際に実験を行える権利が付与されます。
現状のチャレンジは2018年2月末で締め切られ、それ以降は、他のチャレンジも開始される予定とされています。

iShuttle






画像:iShuttle Balloon Mission Challengeのウェブサイト(出所:The UAE Space Agency公式HPより)








UAEにおいては、このように宇宙産業に対する投資や教育が盛んになっており、宇宙産業に関する技術や製品を持つ企業にとっては、非常に魅力的な市場になっています。
ksn Research & Consultingでは、現地政府との提携のもと、リサーチやコンサルティングサービスを提供しており、現地政府のニーズに合わせて、企業様の技術や製品を提案する機会も設けることが可能です。

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