中東ビジネス最新情報 ・2019年5月9日

新時代「令和」の幕開け。UAEではラマダンがスタートしました。

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2019年5月1日より令和元年がスタートし、日本では大型連休となりました。
この機会を利用して海外旅行へ行った方々も多かったのではないでしょうか?
JTB総研が4月16日に発表している「2019年ゴールデンウィークの旅行動向」によると、アフリカ・中近東・中南米エリアへの渡航者数は、推計1万4千人と昨年実績を16.7%上回る結果となっています。
日本が新時代の幕開けに沸く中、UAEから嬉しいニュースが届いていたことにお気づきになりましたでしょうか?
UAEの高層ビルに『令和』ライトアップし祝う」これはNHKニュースが報じたもので、公式twitterアカウントでは5月7日現在、16,824リツイート、34,779いいねを数えています。
ディスプレイされたビルはアブダビ首長国にあるアブダビ国営石油会社の本社ビルで創設者はアブダビ首長、40年以上前から日本との繋がりを保っている会社になります。
UAEに限らずアラブ国家の王室が、天皇家に尊敬の念を抱いていることは有名です。
今回のような計らいがされた背景にはそのような想いもあるのかもしれません。

令和を含む元号は和暦による日本独自の紀年法ですが、UAEではイスラム独自の暦であるヒジュラ暦がグレゴリオ暦と併せて使用されています。
そして今月5日からはヒジュラ暦の9月となり、ラマダンがスタートしました。
ラマダンは断食月と呼ばれ、一切の飲食物を口にしないことは日本でもよく知られていますが、日没後はイフタールと呼ばれる食事会を開き、日中の空腹を癒します。
ラマダン期間中は就業時間や学校のスケジュールも2時間短縮になるなど通常の月とは異なり、そういったところからも宗教が社会の根幹になっていることが実感されます。

ラマダン期間中はムスリム以外の人も影響を受け、異教徒であっても日中の公衆の面前での飲食、喫煙は禁止されています。
外資系の飲食店などでは飲食が可能な店舗もありますが、モール内などの店舗は飲食スペースがパーテーションで区切られるなど、ムスリムに対しての配慮を怠ってはならないことになっています。
ただ日没後に関しては等しく自由になります。
おおよその店舗では深夜2時3時まで店舗を営業しており、ショッピングモールでは大規模なセールなどが開催され、非常にお得な買い物が楽しむことができます。

皇室を中心として新時代を迎えた日本とイスラム社会で聖なる月を迎えているUAE。
遠い地でありながら大事な時期が重なったことは、互いを祝福しあうことで心の距離を近くさせる良い機会となるのではないでしょうか。

ksnコーポレーションでは、ドバイ政府機関との提携関係の下、UAEやアブダビ政府にも幅広いネットワークを持ち、UAE・中東市場における各種規制の調査から参入戦略の立案、現地パートナー候補のご紹介、政府に対する働きかけのサポートといったご支援をさせて頂いております。UAEへの進出や販路開拓にご関心をお持ちの企業様がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問合せください。




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