中東ビジネス最新情報 ・2017年12月15日

仏Lactalis社の粉ミルク、UAEで大規模回収

2017年12月、フランスの保健当局が、同国の乳製品大手メーカーであるLactalis社の粉ミルクがサルモネラ菌に汚染された疑いがあるとして、中国や英国などを含む世界規模での製品回収を命じたという衝撃的なニュースが世界に広まりました。
複数のブランドの商品が回収対象となっていますが、そのうち、”Celi”ブランドがUAE国内での回収対象となっています。






回収対象となっている製品の一覧(出所:Ministry of Climate Change and Environment (気候変動・環境省)の公式Twitterより)






UAE消費者にとってフランスは非常に馴染みのある国です。例えば、UAE最大の小売店であるCarrefourは現地最大財閥のMajid Al Futtaim(トヨタ自動車等の代理店も務める)とパートナーシップを組み、全国に展開をしています。
その他にも、自動車メーカーのRenaultやPeugeotのブランドの車も街中で見かけます。
人々の生活の中で比較的安心・安全と思われていたフランス企業による製品回収は、現地の消費者にショックを与えています。

UAEでは以前にも日本のキッコーマン社の醤油にアルコールが含まれている製品が見つかったとして製品の廃棄が行われました。
※参考記事:UAEの日本食が変わる?アルコールが検出された日本製醤油が輸入禁止に

今回の騒動を受け、UAEの気象変動・環境省は、現地で製造される、または現地に輸入される食品について、その安全性を保証するために、UAE国内の関連機関と連携しながら、より厳重な管理システムを導入すると発表しています。

出生率も高く、人口の大半が若年層にあるUAEにおいて、ベビー関連製品は非常にポテンシャルのあるマーケットとなっています。
一方、UAEへの食品輸出(幼児食含む)については、現地でのシステムへの登録や適切な代理店探索、代理店候補との交渉等、様々なハードルがあります。


ksnコーポレーションでは、実際に日本産の食品を現地へ輸出しており、そうした貿易実務に関する規制内容やそれをクリアするための対応に関する知見も備えております。
また、現地のディストリビューターや代理店候補についても多数の企業と付き合いがあり、代理店探索や交渉支援についても承ることが可能です。

弊社のノウハウを生かした製品輸出や、代理店探索にご興味がございましたら、是非一度お問合せください。


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