中東ビジネス最新情報 ・2019年3月1日

ドバイ国際空港の国際旅客数の成長が鈍化するも、5年連続世界1位を達成

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ドバイ国際空港(DXB)の2018年旅客数が発表され、2017年から2018年にかけて、国際旅客数が8,820万人から8,910万人となりました。
DXBは2014年にロンドンのヒースロー空港から国際旅客数世界1位の座を奪い、以降、毎年国際旅客数を増加しており、2018年で5年連続世界1位となりました。
直近1年の成長率は、原油価格の低下、低迷する中東の経済等の影響から、過去10年で最も低い1%であり、目標とする9,030万人には到達しなかったものの、ドバイが世界的なハブの位置づけを固めていると言っても過言ではない状況になってきていると言えます。

利用者の内訳をみると、インド路線の利用者が最も多く1,230万人で、次いでサウジアラビア(647万人)、英国628万人といった路線の利用客が多く、伸び率ではロシア路線の利用者が14.5%増(153万人)、中国路線の利用者が6%増(351万人)等のアジア路線の成長が目立つ結果となっています。

DXB及び新たに設立された空港であるアル・マクトゥーム空港(DWC)の運営会社であるDubai Airports社のCEO Paul Griffiths氏は、2019年の4月16日から5月30日まではDXBの南滑走路のアップグレードが行われるため、2019年に大幅な旅客者数の増加を期待することは難しいものの、DXBの掲げる2023年までに1億1,300万人の国際旅客数の達成は可能であると語っている。
また、同氏は今後の課題として、コスト管理と抑制、空港キャパシティの増加、各種サービスレベルの向上を挙げており、今後も様々な空港関連の事業機会が生まれると想像されます。

UAE全体で見ても、経済大臣であるSultan bin Saeed Al Mansouri氏によると、今後、航空業界がGDPの構成比20%(現在は15%程度)を占めると予測しており、今後、230億USDを航空業界に投資すると表明しています。
この様に、DXBのみならず、UAE全体の航空業界は今後も発展を見せると考えられ、多くの事業機会が生じると想定されます。

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