中東ビジネス最新情報 ・2018年7月27日

ドバイのペット事情

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日本では犬猫の飼育数が1,800万頭を越え、2015年度のペット市場は1兆4,720億円と堅調に推移しています。
主要ペットである犬と猫の飼育頭数は減少傾向にありますが、ペットの長寿命化や家族化などを背景に、1頭当たりの消費額が増加しています。
ドッグフードでは、年齢別や犬種別、体格別、健康目的、症状ケア別など商品の多様化が進んでいます。
振り返ってみると我が家のドッグフードも15年前と比べると単価が2倍近く違うものを使うようになりました。

(出典:矢野経済研究所)


ドバイ政府は2015年10月末に「Birds and Pets Market」と呼ばれる80ものペットショップをオープンし、猫や犬はもちろん、鳥、魚、蛇や爬虫類が販売されるようになりました。
ショップの半数はペットの扱いに経験と情熱を併せ持つことが認められたUAE国民のオーナーによって運営され、統制価格はなく小鳥はDh70(1Dh=約30円)、ヨウムはDh5,000といった価格帯で販売されています。
ただし日本のテレビで紹介されるような、本来ペットに向かない猛獣は国際協定に従いマーケットでは販売されません。
Al Warsan 3に位置するこのマーケットには、ペットホテルやクリニック、病棟、オークションホールが併設され、ペットフードや薬、アクセサリーのショップやフードコートもあり非常に利便性の高い施設となっています。

Birds and Pets Market(出典:https://www.dm.gov.ae)
最近はドバイ内でも犬のフレンドリー化が進み、犬同伴可のカフェやレストランが増えており、有名な人工島Palm Jumeirahも飼い主に人気のスポットとなってきている様です。
Palm Jumeirahにほど近いUrban Bistro in Dubai Media Cityでも毎月”Puppy Brunch”が開催され、犬もDh5でおやつを食べることが出来る上、ブラッシングや爪切り、しつけ教室も行われます。
Donatello HotelやGrand Hyatt Residencesでも餌やベッドなどドッグサービス付きの宿泊プランが販売され、W Dubai Al Habtoor City Hotelでは9カ月で約30組の利用がありました。
こうしたビジネスが進む背景には、UAEでは公園に犬を連れて行くことが禁止されている上に、散歩ができる空き地も縮小し、犬が安全に運動できる場所がだんだん少なくなってきていることが理由の一つだと考えられています。

ドバイでは海外旅行の際には適切な場所に犬を預けないとDh5,000の罰金を科されるなど、犬の飼い主へのルールが明確に定められていることから、ペットの一時的なシッターを探すサービスをairbnbが始めています。
飼い主の悩み、気になることは日本でもドバイでも共通点が多くある様に思います。ペットビジネスにご興味がございましたら、是非お問い合わせください。


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